「試験品質」一覧

試験工程では、次の４種のテストを実行し、システムの品質を確認し保証をします。 「プログラム単体テスト」「プログラム受入テスト」「プログラム結合テスト」「システム総合テスト」

プログラム単体テスト：ＰＥ自身が実施するプログラム単体のテストで、ＳＥが実施するプログラムの受入テストとは異なるものとして定義。ホワイトボックステストとブラックボックステスト、同値分割と境界値分析について説明。

プログラム受入テスト：ＳＥが実施するプログラム単体のテストで、ＰＥが製作段階で実施するプログラム単体テストを受けて、仕様の実装結果確認、プログラム設計内容の結果確認、プログラム共通仕様の実装確認を行なうテスト。

結合テスト：ＳＥが実施するプログラムを結合して実施するもので、詳細設計で作成したサブシステム単位の設計内容を確認するテスト。プログラム間の結合・サブシステム内の結合・サブシステム間の結合・外部の他システムとの結合について検証。

総合テスト：ＳＥが自社内で実施する最終的なテストで、基本設計で定義されたシステム要件が実現できていることを確認する。非機能要件を含めてテストを行なうが、システム要件を逸脱する部分については対象外とすること。

運用テスト：本稼働前に行なう最終テストで、要件定義で定義されたシステム要件が実現できており業務が問題なく運営できることを確認し、本稼働可否を判断するためのテスト。一般的にはユーザ主導で行なわれるテストとされているが、システムベンダーからの支援を受け、効率的にテストを実施すべきである。